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最初に「くろ玉」の写真を見たとき、そのコロンとした愛らしい形と、つややかな黒色に目をひかれ、「これっていったい中はどうなっているんだろう~?」と気になってしまいました。黒い球状の和菓子で、決して奇をてらったようなものではないのですが、こういう和菓子は今までに見たことがありません。
届いた「くろ玉」は、外装が茶封筒のような簡素なものだったので拍子抜けしたのですが、中を開けてみると、黒と赤のコントラストが鮮やかな紙箱に、つややかな「くろ玉」が整然と並んでいました。洋菓子のような華やかさはないものの、とても美しく、粋な印象です。
「くろ玉」は、ひとつひとつ透明のフィルムにくるまれていました。フィルムを開けてみると、黒糖の甘い匂いがふわっと漂います。中がどんなふうになっているのか気になって仕方がない私は、まず包丁で半分に切ってみました。
すると、周りの黒い部分は実に薄く、中身のほとんどが薄い黄緑色の餡です。これは青えんどう豆を甘く煮たえんどう餡で、このえんどう餡ををボール状に丸め、上から黒糖で作った羊羹の衣を薄く着せてあります。最初見たときの粋な印象とはうらはらに、中のえんどう餡はなんとも素朴な印象。
ひと口かじってみると、外側の黒糖羊羹はねっとりとしていて甘みが強く、中のえんどう餡は、ややポソポソとした感じで、外側ほど甘みが強くありません。えんどう餡の中には(ペースト状にした餡とは別に)、甘く煮たえんどう豆が、少し形を残したままの状態で混ぜ込まれていて、これがいいアクセントになっています。印象としては、さつまいもをつぶして作ったような、もとの素材の味を感じさせる餡でした。
私は気になりませんでしたが、人によっては、ポソポソとした食感がちょっとなぁ…と感じる人がいるかもしれません。私はもともと、こしあんよりも粒あんのほうが好きなのですが、滑らかなこしあんのほうが好き!という方は、もしかしたら舌触りが気になるかも…。
食べる前は「けっこう小さめかな?」と思ったのですが、一つ食べてみると、かなり満足感がありました。熱いお茶といっしょにいただくなら、一つで十分という感じですね。今後、自分でリピート購入しようとまでは思いませんが、和菓子が好きな方や、年配の方には好まれるだろうなぁと思うので、お遣い物には注文することがあるかもしれません。
余談ですが、この「くろ玉」、甲州の銘菓ということで、その形は甲州の名産である葡萄をモチーフにしたものでは?という方もいるそうです。
「くろ玉」自体は昭和4年から販売されている歴史の長いお菓子で、すでに考案した方は亡くなっているため、真偽のほどはわかりません。しかし、そういわれてみると、なんとなくこのつややかな「くろ玉」が、巨峰のようにも見えてきませんか?
届いた「くろ玉」は、外装が茶封筒のような簡素なものだったので拍子抜けしたのですが、中を開けてみると、黒と赤のコントラストが鮮やかな紙箱に、つややかな「くろ玉」が整然と並んでいました。洋菓子のような華やかさはないものの、とても美しく、粋な印象です。
「くろ玉」は、ひとつひとつ透明のフィルムにくるまれていました。フィルムを開けてみると、黒糖の甘い匂いがふわっと漂います。中がどんなふうになっているのか気になって仕方がない私は、まず包丁で半分に切ってみました。
すると、周りの黒い部分は実に薄く、中身のほとんどが薄い黄緑色の餡です。これは青えんどう豆を甘く煮たえんどう餡で、このえんどう餡ををボール状に丸め、上から黒糖で作った羊羹の衣を薄く着せてあります。最初見たときの粋な印象とはうらはらに、中のえんどう餡はなんとも素朴な印象。
ひと口かじってみると、外側の黒糖羊羹はねっとりとしていて甘みが強く、中のえんどう餡は、ややポソポソとした感じで、外側ほど甘みが強くありません。えんどう餡の中には(ペースト状にした餡とは別に)、甘く煮たえんどう豆が、少し形を残したままの状態で混ぜ込まれていて、これがいいアクセントになっています。印象としては、さつまいもをつぶして作ったような、もとの素材の味を感じさせる餡でした。
私は気になりませんでしたが、人によっては、ポソポソとした食感がちょっとなぁ…と感じる人がいるかもしれません。私はもともと、こしあんよりも粒あんのほうが好きなのですが、滑らかなこしあんのほうが好き!という方は、もしかしたら舌触りが気になるかも…。
食べる前は「けっこう小さめかな?」と思ったのですが、一つ食べてみると、かなり満足感がありました。熱いお茶といっしょにいただくなら、一つで十分という感じですね。今後、自分でリピート購入しようとまでは思いませんが、和菓子が好きな方や、年配の方には好まれるだろうなぁと思うので、お遣い物には注文することがあるかもしれません。
余談ですが、この「くろ玉」、甲州の銘菓ということで、その形は甲州の名産である葡萄をモチーフにしたものでは?という方もいるそうです。
「くろ玉」自体は昭和4年から販売されている歴史の長いお菓子で、すでに考案した方は亡くなっているため、真偽のほどはわかりません。しかし、そういわれてみると、なんとなくこのつややかな「くろ玉」が、巨峰のようにも見えてきませんか?
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